【精索静脈瘤の手術体験談12】術後1年で全ての指標が基準値を超えた!

術後1年の濃度 精索静脈瘤の手術体験談

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前回、術後7か月の検査では精液所見の劇的な改善が見られた。

「もう心配ないだろう」

前回の検査が終わった段階でそう思った。

しかし、術後4か月の検査では全く改善が見られなかったという経緯がある。

また、念のためもう一度確認したいという妻の意向もあり、もう一度検査を受けることにした。

 

検査の日が近づいてくると、また心配性のクセが出た。

「前回がまぐれだったらどうしよう」という気持ちが芽生え、それは日に日に大きく育った。

結局、いつも通りドキドキしながら検査に臨んだ。

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術後1年の精液検査

蓋を開けてみれば、これは全くの杞憂であった。

それどころか、所見は前回に比べても大幅に良くなっていた。

まず、精子濃度が初めて基準値を超えた

術後1年の精子濃度

以前の検査でも重要な項目はことごとく基準値を超えていたのだが、濃度だけは基準値を下回っていた。

「精液量が多いので薄まってしまってますねー」と医者は言った。

そう、私は人の3倍も4倍も精液が出るので、結果として精液が薄まってしまってり、総量としては何の問題もないのに「濃度」だけは基準値以下になってしまっていたのだ。

 

今回も精液量は相変わらず多かった。

普通は2mlくらいのところ、私は8mlもある。

にもかかわらず、濃度も基準値を超えているのだ。

つまり、精子の総量は半端ないことになっているはず。

 

その中でも、きちんと仕事をする「直進精子数」に絞ってみてみると…

術後1年の直進精子数

場外ホームランコースである。

この結果をみて、担当医も「自然妊娠が十分可能なレベルなので、とりあえずタイミングだけとりつつ様子を見ましょう」と言ってくれた。

反対する理由はない。私も妻も素直に従うことにした。

研究者としては、この結果がどこで頭打ちになるのか気になるところなので、折を見てもう一度だけ精液検査をしてみようと考えている。

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