私は不妊治療専門クリニックでの精液検査や超音波検査を経て精索静脈瘤であると診断され、それを改善するための手術(顕微鏡下精索静脈瘤低位結紮術)を受けた。
この記事では、この手術の前後のプロセスを含め、具体的にいくらかかったのか?その費用の全てを公開したいと思う。これから精液検査や精索静脈瘤の手術を受けようとする皆さんの参考になれば幸いだ。なお、百円以下は丸めて記載している。
1.精液検査関連費用
手術体験談には書かなかったが、精液検査の前に血液検査と各種性感染症の検査を行った。これが3,500円。
一番最初の精液検査に4,000円(その時の記事はこちら)。
1回目の再検査に30,000円(記事はこちら)。この時に精索静脈瘤であると診断された。通常の精液検査に加えて精子のDNA検査や超音波検査を行ったので、いきなり高額になった。また、このうち約1万円はサプリ代であった。
これも手術体験談からは省略したが、この2か月後に精子のDNA検査の結果を聞きに行った(だいたい察しがつくと思うが、これも散々だった)。この時の請求が18,000円。ちなみに、このうち約1万円はサプリ代であった。
2回目の再検査に9,500円(記事はこちら)。サプリ購入も引き続き勧められたが、この時にはサプリの効果を信じなくなっていたし、手術も申し込んだので購入はしなかった。
精液検査を含む一連の検査にかかった費用を合計すると、65,000円であった。
2.精索静脈瘤の手術関連費用
術前検査に6,000円(記事はこちら)。
そして、皆さんが一番気になっているであろう精索静脈瘤の手術は、42,000円であった(記事はこちら)。
…意外と安いと思われたかもしれない。実は、最初に手術の話を聞いた時には20~30万円すると言われていたのだが、踏ん切りがつかずモタモタしているうちに手術が保険適用になったのだ。妻はグダグダしている私に対してフラストレーションを感じていたようだったが、結果安く済ませられたので最終的には満足気な様子であった。
術後1週間の検査に500円(記事はこちら)。不妊治療の会計では平気で万札が飛んでいく(特に女性に対する検査や治療はそうだ)ので、これには拍子抜けした。こんなにお安くていいんですか…?なんて思わず神妙になってしまったが、完全に金銭感覚がおかしくなっているな。
精索静脈瘤の手術にかかった費用を合計すると、48,500円であった。
3.まとめ
精液検査を含む一連の検査に65,000円、精索静脈瘤の手術に48,500円、合計で病院に払った金額は113,500円であった。
これを高いと感じるか安いと感じるかは人によると思うが、少なくとも私は、子どもを授かることができるかもしれないという希望を買ったと思えば安いものだと思った。
あとは結果が伴うことを祈るばかりだが、これは後日報告したい。
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