【精索静脈瘤の手術体験談7】術後(当日~翌日)|手術直後の効果・術後の痛みの続きです。
術後2日目の痛み
翌日(手術の2日後)は仕事を休んだ。
行こうと思えば行けなくもない体調だったが、別に忙しいタイミングではなかったし、ゆっくり考え事でもしたい気分だったのだ。
寝る直前に痛み止めを使った甲斐もあってか、この日は朝の9時頃までぐっすりと眠ることができた。朝起きても痛みはない。
どうやら昨日に比べると傷口がかなり塞がってきているようだ。坐薬を使い切ってしまったので不安があったが、この分なら飲み薬の痛み止めでどうにかなりそうだ。
残りの数に限りもあったので、朝に一錠服用し、痛みが出ない限りは寝るまで飲まないと決めた。
しかし、夕方になると痛み始めたのでやむなく16時頃に服用した。寝る前には飲みたいので23時頃までは起きている必要がありそうだ。
術後の発熱
ここでちょっとした事件が起こった。熱が出てきてしまったのだ。37.5℃と大した熱ではなかったが、なんらかの合併症では?とすごく不安になった。
慌てて病院に電話すると次の2点を確認された。
1.風邪の症状はあるか
・・・YES。喉が痛んだ。考えてみれば手術前に引いていた風邪と同じ症状だ。
2.術部に腫れはあるか
・・・NO。多少青っぽくなっているが腫れはないし、化膿している感じもしない。
この状況であれば、恐らく風邪なので心配ないとのことだった。ホッ、ひと安心だ。
また、近所の医者にかかった場合も処方された薬を飲んで問題ないとのこと(インフルエンザの薬は一部ダメなものがあるらしい)。処方されている痛み止めは解熱の効果もあるので、熱で辛いときも飲んで良いことを教えてもらった。
症状は大したことなかったので、安心して眠りについた。
術後3日目の痛み
翌日も仕事を休んだ。熱は引いたが体がだるいし喉が痛い。完全に風邪の症状だ。
普段ならバファリンでも飲んで仕事に行く体調だが、ここで無理して良いことは何もないように思ったので、今日も休むことにした。
この手術に関する体験談はいくつか読んだが、手術後に3日も仕事を休んだ(1日はもともと休日だったが)のは私だけだ。かなりのヘタレぶりを公開することになるので正直恥ずかしいが、洗いざらい書こうと決めたので正直に書く。
朝起きた時点で痛み止めの錠剤が残り一錠だったので不安だったが、朝のうちは痛みらしい痛みがなかった。なので、とりあえず日中はよほど痛くない限り痛み止めは飲まないことにした。痛み止めが切れた時に耐えられないほどになるかどうか、知りたかったのだ。もしそうなったら、近所の医者に追加の痛み止めをもらいに行く必要がある。
夜になったが、傷口はたまにチクチクと痛む程度(絆創膏を貼った普通の切り傷くらいの痛み)で、心配するような痛みに襲われることは全くなかった。安眠の助けになるだろうと、寝しなに最後の一錠を飲んだ。
翌日からは普通に出勤した。痛み止めは切れていたが、もはや全くといっていいほど痛みはなかった。
術後の痛みの経過まとめ
私の場合、痛みはこんな感じで消えていった。
手術当日
手術中の麻酔と痛み止めが効いているのでよくわからん → 痛くなったら困るので病院を出て間もなく坐薬を使う
翌日
夜中に強い痛みを感じて目が覚める → 坐薬を使う
坐薬を使っても、傷口にうずくような違和感 → 日中も痛みだす前に6時間おきに坐薬を使う
寝しなの一発で坐薬が切れる
2日後
耐えられないほどではないが、ズキンズキンと痛む → 痛みが出たら錠剤を服用。寝る前にも飲む
3日後
ほとんど痛みなし → 安眠のため、寝しなに飲む
寝しなの一錠で錠剤が切れる
4日後
全く痛みなし。違和感は多少ある → 痛み止めなくても問題なし。普通に仕事できる
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