【精索静脈瘤の手術体験談6】手術当日②|手術の具体的方法・手術中の痛みの続きです。
手術直後の痛み
病院を出る頃にはさすがに腹が減っていた。時刻はもう16時で、朝から何も食べていないのだ。
すぐに近所の蕎麦屋に入って蕎麦をすすった。
食べ切った頃に少し痛みを感じ始めたので、蕎麦屋のトイレで早速痛み止めの坐薬を使った。坐薬の方が飲み薬よりも効き目が強いため、初めの1~2日は坐薬を使うようにとの指示だったのだ。坐薬を使うのなんて25年ぶりくらいだ。少し緊張したが、拍子抜けするほどすんなり入った。すぐに効き目が出て痛みは治まった。
よほど疲れていたのか、帰りの車ではほぼずっと寝ていた。
シャワーは浴びても良いとのことだったので、家に着くとすぐにシャワーを浴びた。手術中はかなり脂汗をかいたので、これは助かった。
傷口の上には透明のシールが貼られているだけなので、傷口の様子はよく見える。多少痛々しいが、あれほどのことをしたことを考えるときれいなものだ。
手術直後の効果
驚いたことがあった。これまで私は左右で陰嚢の形が違っており、静脈瘤があった左側がかなり下まで垂れ下がっていた。
それが見事に解消し、すでに左右対称になっているではないか。心なしか、精巣も冷えているような気がして清々しい気分だ!懸念していた内出血もほとんど起こっていない。これはかなり嬉しかった。
シャワーを浴びるとすぐに強烈な眠気が襲ってきたので、抗生剤を服用して眠りについた。
手術翌日の痛み
夜中の3時ごろ、スギンズキンという痛みで目を覚ました。痛み止めが切れたのだ。本当は眠る前に使用したかったのだが、蕎麦屋で使ってから数時間しか経っていなかったので使えなかった。(6時間は間隔をあけろという指示だった)
ゆっくりと起きてトイレで坐薬を適用したが、痛み止めが完全に切れてしまったためか、なかなか痛みが治まらない。
それでも30分くらいすると痛みが引いてきたので、再び眠りについた。私の場合、精巣周辺の痛みはほとんどなく、痛いのは傷口だけだった。
翌日は休日だったので、この記事を書いたりしながらゆっくりとすごした。
昨晩の反省から痛み止めは切らさないように、昼前くらいに一度坐薬を打ち、眠る前にもう一度打てるように調整するつもりだった。
…が、夕食を食べていたら痛みがぶり返してきたので慌てて座薬を挿入した。どうやら満腹になって腹が膨れると傷口が突っ張って痛むようだ。
夜の6時ごろに使用したので夜中の0時くらいまでは次の座薬を入れることができない。仕方がないので、この記事を書いたり映画を見たりしながら0時くらいまで過ごすことにした。
今日の就寝前に使ったらもう座薬が切れる。痛み止めは全く使わない人もいるようだが、私は座薬を翌日の深夜にはすべて使い切ってしまった。
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