はじめに

はじめまして、30過ぎの駆け出しの生物学者のカルマです。

プロフィール

このブログでは私が不妊治療の一環として行った精索静脈瘤の手術(顕微鏡下精索静脈瘤低位結紮術)について、発覚の顛末から手術を決意するまでのプロセスと、実際に手術を受けた感想を綴ります。

このブログを立ち上げた時点では、私はまだ手術を終えたばかりで、当然子供は授かっていませんし、精液所見が改善したかもわからない状態ですが、一連の過程をなるべく詳細にレポートしました。

このブログを立ち上げた一番のきっかけは、手術を控えた親友のAになるべくリアルな感想を伝えたかったからです。

私は左側の精巣の上に静脈瘤があったのですが、ちょうどその手術を決意したころ、Aと久しぶりに再会する機会がありました。

彼はすでに子供が一人いるのですが、どうしても二人目ができないと悩んでいました。

話を聞いてみると、Aはまだ精液検査を受けたことがないとのこと。

そこで、この静脈瘤の話をしたところ、彼はさっそく検査を受けに行き、なんと左右両方の精巣に重症の静脈瘤が確認されたそうです。

めったに弱音を吐かないポジティブなAですが、今回の手術に対してはやはり恐怖心があるようです。

そこで、先に手術を受ける私が詳細な感想を正直に伝えると約束しました。

「全然余裕だったよ!」などという安っぽい励ましではなく、よい意味で冷めたリアルな情報こそが、後悔のない意思決定や恐怖心の克服に何よりも大切だと考えたからです。

もちろん、このブログはA一人のためでだけはなく、彼と同じような立場にいるすべての方のために書いたものです。

ここに綴った情報が、不妊治療を考えている、あるいはすでに取り組まれている方が重要な意思決定を下したり、手術に対する恐怖心を克服するために、少しでも役立つものになることを切に願います。

それでは、どうぞよろしくお願いします。

*私は生物学者ですが、医学は全く専門でないので間違っている部分があると思います。お気づきの場合は教えていただけると助かります。

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